実機レビュー − デル(DELL) Alienware M15x Notebook
性能の検証(Alienware M15x で使用されているパーツの性能比較) |
ここでは、お借りした Alienware M15x Notebook を元に性能の検証を行っています。
と、言いたいのですが・・・
実はお借りした実機にはパスワードロックがかかっていて、ベンチマーク(動作測定)ソフトなどを実行させることは一切出来ませんでした・・・
とりあえず、最初から入っていた「ストリートファイター IV」のベンチマークソフトの結果は以下のようになっています。
でも、これだけ見ても比較対象がないため意味がないので・・・
とりあえずここでは、Alienware M15x で使用されているパーツごとの性能の比較を行いたいと思います。
「Alienware M15x Notebook」 の BTO (注文時に選択可能なパーツ)は、以下の通りです。
パソコンの性能は CPU で処理能力が、VGA(ビデオカード、グラフィックカード)でグラフィックの能力が決まります。
ゲームをやることを考えた場合、この双方が高い性能である必要があります。
Alienware M15x では、CPU の種類は Core i5 と Core i7 を選べます。 どちらも最新型の CPU で、高い性能を持っています。
ノートパソコンで Core i7 が選べるものはかなり少なく、この点はさすがエイリアンウェアだと言えますね。
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ただ、ノートパソコン用の CPU は発熱や消費電力を抑えるために、通常のパソコンの CPU よりも性能が低めに抑えられています。
「3DMark 06」というベンチマーク(性能測定)ソフトで測った、各 CPU の性能値はデータベースによると以下の様になっているようです。
見ての通り CPU の性能測定値は、通常のパソコン用の CPU には劣ります。
中身がぎゅうぎゅう詰めのノートパソコンでは発熱を抑える必要があるため、この点は仕方がないと言えます。
Core i7 920XM は 10 万円ぐらいする超高価な CPU ですが、性能値を見ると解るように、通常パソコン用の中間型である Core i5 750 にさえ届きません。
この CPU が使えるノートパソコンはエイリアンウェアぐらいしか存在しないのですが、CPU の性能のためにそこまでお金を出すなら普通のパソコンを買った方が
この2つだと性能で言うと、通常のパソコンの Core 2 Quad という CPU の中間型とだいたい同じぐらいになります。
2〜3年ほど前の高性能デスクトップパソコンと同じぐらいの性能、と考えればいいでしょうか。
ノートパソコンとしては Core i7 720QM や Core i7 820QM は最上位型と言っても良く、このクラスの CPU が搭載できる機種は現時点でほとんどありません。
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ビデオカード(グラフィック機能)もノートパソコン用のものが使用されていますが、こちらは CPU ほど通常パソコン用との性能差はありません。
「3DMark 06」というベンチマーク(性能測定)ソフトで測った、各ビデオカードの性能値はデータベースによると以下の様になっています。
性能が良いのは GeForce GTX 260M ですね。
通常のパソコンの中間型のビデオカード GeForce GTS 250 とほぼ同等の性能と言えるようです。
ほぼ全ての 3D グラフィックのゲームがプレイ可能な性能値で、ゲーミングPC としては十分な性能と言えます。
GeForce GTX 260M は相応に高価なビデオカードですが、ここはゲームの動作速度に直結する部分であり、エイリアンウェアは「ゲーミングPC」ですから、これを買うのであればここは妥協したくないところだと言えます。(ここで妥協するなら他のモデルの方が良いです)
Mobility RADEON HD 5850 も 3D グラフィックの性能が高く、それでいて価格が安めなのでお得なのですが、RADEON は得手不得手があり、平面(2D)画像を動かすのを苦手としていて、また
まあ、ここはやるゲームにもよるので一概には言えませんが・・・
彼らは、名前か壮大です。
注意すべき点として、Alienware M15x Notebook は CPU を Core i7 にしないと、GeForce GTX 260M を選択できません!
なぜこうなっているのかは不明ですが、推測も含めて考えると・・・
CPU に Core i5 を選んだ場合、価格やコストを下げるために電源ユニットや冷却パーツなども、それに合わせたやや安価なものが使われるのだと思います。
しかし Core i7 にすると消費電力や発熱が上がるため、電源ユニットや冷却パーツを上のランクのものにする必要があり、それにより GeForce GTX 260M も選べるようになっているのではないかと思います。
「タワー オブ アイオン推奨モデル」にすると、Core i5 は選べず、ビデオカードも GeForce GTX 260M 一択になります。
タワーオブアイオン推奨モデルは「高負荷動作検証済みモデル」となっているため、やはり GeForce GTX 260M や Core i7 を使用する場合は、高負荷対策が施された仕様になるのだと思われます。
まとめると、性能としては近年のデスクトップパソコンと比較して考えると、CPU は中の下、ビデオカードは中クラス、と言ったところでしょうか。
ただ、これはあくまでデスクトップパソコンと比較しての話で、ノートパソコンとして考えると明らかに最高クラス、15 インチのノートではこれを超えるものはないでしょう。
ある意味、「デスクトップの通常クラスの性能を、ノートパソコンに凝縮したもの」と言えるかもしれませんね。
これだけの性能があれば、ゲーム以外のあらゆる作業で快適に動作するはずです。
なお、他のパーツの選択についてですが・・・
Windows は Windows7 の 64bit 版のみです。 Home Premium にしておけば問題ないでしょう。
このパソコンの性能だと 32bit 版ではメモリ上限の問題などが足かせになりますから、64bit 版しか選べないようですね。
メモリの選択は注意して下さい。
Alienware M15x でメモリを 6GB にしてしまうと、メモリの動作を高速化するデュアルチャネルという技術に非対応となります。
よって 4GB か、奮発して 8GB にするかの選択となります。
HDD は好みですが、高速な SSD も選べるようですね。
容量が少なく価格も高い SSD ですが、振動に強く発熱も低いため、ノートパソコンに向いたデータ記録装置です。
まあ、ゲームをインストールしたり多機能に使っていく場合、相応の容量がないと困るとは思いますが・・・
バッテリーは、どう考えてもノートパソコンとしては消費電力が異常に大きいでしょうから、相応に容量がないとコンセントを付けていない場合、すぐバッテリー切れを起こしてしまうと思います。 「8セルバッテリー」を買っておいた方が無難でしょうね。
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